【コーヒー書評】ツウになる!コーヒーの教本(秀和システム)
こんにちは。
アヴァント コーヒー部【広報】です。
いつもはてなスターをありがとうございます!
一気に20個以上いただいてしまって恐縮しております。
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コーヒー書評シリーズが好評のため?(というよりはコンテンツ作りの参考にさせていただくため&とはいえ美味しいコーヒーを飲むために)たくさんコーヒー本を読んでいます。
Amazonをチェックしていると、コーヒーに関する書籍や雑誌・ムックなどの発売が月に2冊~3冊ほどはあるので、継続して読んでいこう!と思っております。
で、普段本を購入するときは書店でパラパラめくって、読みやすい とか 気になる項目があるか?などをチェックして買うのですが、「コーヒー」の本については、買う時にはあまり目次や索引を気にせず購入するスタイルを取ることにしました。
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さて、今回のコーヒー書評ですが、
本当においしいコーヒーを淹れるための必読本!
とのことで、
コーヒー好きとの会話が盛り上がる!
ツウになる!コーヒーの教本
(秀和システム 刊 2019年3月21日 発行)
を購入してみました。
コーヒーの教本 ということで、お勉強・うんちく系だな?という先入観を持ちつつ目次を確認。
目次を見て・・・愕然!
「第1部 コーヒーノキツウになろう!」
数あるコーヒー本で、スタートがコーヒーノキについての説明から始まっているものは、いままで「淹れ方」「味」中心の本を読んできたからかもしれませんが、この本が初めてです。
そうです。
コーヒー は コーヒーの「種」なんです。
このくらいは書いてはあったし、常識として知ってはいました。
そして、そのコーヒーノキが、コーヒーチェリーという赤い実をつけることも。
でも、知らなかった事も。それは、
コーヒーの実の成熟
について。
たった3行の記事の文章で説明されていたことなんですけれども、コーヒー豆の「欠点豆」ピッキングをしながら気になっていたことが1つ解決!!
こうした情報との出会いはWebで検索して調べて答えに最短距離でたどり着く方法と比べて、すごく脳への刺激が強い!気がします。
コーヒーノキの育て方のページもあったんですけれども、新潟の取り組みとか気になるポイントもあるのでいつか取材に行ってみたいなぁ^^
併せて、いつかコーヒーノキを、鑑賞用でもいいから育てたいですね^^
ここに書かれていた内容を、今朝の会議で披露したところ、「へぇ・・・なんでそんなことまで知ってるんですか!」
となったので、コーヒーの蘊蓄本としては、そこそこに「へえ」となる内容が網羅されているんだと思います。
第2部でやっと味の話なんですが、
「味わい」
と書かれている時点で他の本とは違いますね。
しかしながら・・・
本のキャッチコピーに
本当においしいコーヒーを淹れるための必読本!
とある書籍にしては、コーヒーの淹れ方についての記事が少ないかな・・・と感じてしまいました。
これを読む前に、The Coffee Bookを読んでいたからなのかな?と思って読み返してみたんですけれども・・・。詳細な淹れ方ページが存在するのが
フレンチプレス
ウォータードリップ
の2点のみ!というのが潔い!! とはならなくて・・・やはり一般的なペーパードリップなどについては、
「本当にこの本を読めば美味しく淹れられる」
状態になっていてほしかったなぁ・・・ と感じてしまいましたね。
でもってコーヒーの歴史とサードウェーブ
コラムにあったサードウェーブの説明はわかりやすかったかな??
カンタンにまとめられてました。
コーヒーのうんちくコーナーもあります。
が、この本、もともとの予想通り全ページ蘊蓄(うんちく)です!
今後のブログ作成の参考としては満点!コーヒーの淹れ方としてはペーパードリップ中心のアヴァントコーヒー部にはちょっと足りず・・・でした。
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今後もコーヒー関連の書籍・雑誌はたくさん読んで感想を書いていこうと思います。
読みすぎて耳年増(みみとしま)にならないように気をつけつつも・・・。