AVANT コーヒー部

アヴァント株式会社というシステム会社内のコーヒー部が、珈琲焙煎やコーヒーネタなどについて書いています。

【ありがとう】PREMIUM BOSS COFFEE HUNTER'S SELECTION -COLOMBIA-

こんにちは。

アヴァント コーヒー部、【広報】です。

 

今週のお題「家で飲む」

 

【Web】さんが私のために残してくれていた、

PREMIUM BOSS COFFEE HUNTER'S SELECTION -COLOMBIA- 無糖、

プレミアムボス コーヒーハンターズセレクション コロンビア【無糖】

 

www.s-boss.com

 

Amazonだとすこーーーーーーしだけお得でした。)

いただきました。

 

 

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お味のほうは・・・

 

 「美味しい。」

 

濃過ぎず、薄すぎず、えぐみもなく、とても美味しいコーヒーです。

残しておいてくれて、本当にありがとう。

 

でもって、いろいろ調べてみます。

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ラベルを見ると、「MI CAFETO」のマークが入ってます。

www.mi-cafeto.com

 

ミカフェートのロゴが入っているってことは、コーヒーハンター川島さんが作った基準を満たすということを意味しているんだろうな。と。

認証高級豆 ということで、とにかく豆の品質にこだわりをもっている川島さんの選んだ豆 というのが味の決め手になっていることは間違いないと思います。

 

コーヒーの品質表示部分よく見てみると、

 コロンビア ウィラ地区産 スプレモ豆 60%

とあります。

 

まずは、コロンビア ウィラ地区について。

コロンビアは言うまでもなくコーヒー産地として有名な国ですね。

 

アンデス山脈からの恩恵を受けた、平均日照時間3.5時間とコーヒー豆の育成に適した土地です。産地登録されているので、ウィラ産指定で購入することが可能。ある意味1つのブランド化された地域です。

cafedecolombia.jp

 

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ちなみにウィラ地区のコーヒー豆の様子がこちら。この写真は、掲載元のFNCが以下のサイトで公式に無料ダウンロード提供している写真画像となります。

コロンビアのフリー写真素材無料ダウンロード

ちなみに、なぜか牛の写真などもダウンロードできます^^;;;(要ユーザー登録)

 

引用/掲載元のFNCについても少し。

設立が1927年!のコロンビアコーヒー生産者連合会!!生産者が集まって設立したNGOだそうです。コロンビアのコーヒー生産者は56万人!その56万人を代表する生産者組合・輸出組合とのこと。

cafedecolombia.jp

 

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次に、「スプレモ」について調べてみました。

 

焙煎コーヒーは産地や生産国ごとに評価基準が独自に定められています。

スプレモ というのはコロンビア産コーヒー豆の品質管理基準の「最高ランク」を意味します。スプレモはスペイン語で「最高級」を意味するとのこと。

 

コーヒー豆のランクはおおむね「スクリーンサイズ」で決められます。

大きいほど「完熟」していると考えられるため、大きい豆の価値が高くなります。

スクリーンサイズ17(約7.5mm)以上のものが80%以上含まれるものをスプレモ、それより1ランク下がる(スクリーンサイズ14-16が80%)のがエキセルソ。

 

てことは・・・

 

とりあえず、このプレミアムボスには、コロンビア ウィラ地区さんのスプレモが60%(スクリーンサイズ17以上の豆が約50%)含まれているという事になりますね。大きい豆が半分以上なら、確かに味の趨勢を大きい豆の味で決められるので、美味しいものになりやすいのかな?と思います。

 

参考:コーヒーメッカさんのスプレモ記事

coffeemecca.jp

 

あわせて、almacafe(アルマカフェ)認証について。

アルマカフェ認証は、コロンビア産コーヒーを正規に輸入した場合はすべて認証されるはずです。要するに公的に流通した豆をちゃんと買っています という意味ですね。これは、スプレモ という評価についても担保されていますよ という事にもつながりますので、意味あることかと思います。

 

認証機関のWebページ

https://www.almacafe.com.co/

 

スペイン語かな?コロンビアのドメインはcom.coなんですね^^;;;

 

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豆種については、様々な豆種のものが作付けされているようです。

主な作付け比率はこんな感じ。

カトゥーラ75% カスティージョ14% ティピカ11%

(ビジュアルスペシャルティコーヒー大事典(ナショナルジオグラフィックス)より引用)

Webではいくら調べても出てこなかった作付け品種の比率情報が、本には書いてあった!やはり事典的な本は1冊は手元にあるといいなぁ・・・と実感。 

 

今回は豆種や農園までは特定できないと思います。さすがにマスプロダクト(量産品)なので、そこまでやってしまうと質や量が担保できず継続生産できなくなってしまうでしょう。

 

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 次にこのコーヒーの売り、豆の「定温輸送・定温保管」。

 

ここは「珈琲は、フルーツである」というコーヒーハンター川島氏のこだわりポイントの1つ。ここの管理がずさんで美味しくなくなっているコーヒーが多い(はず)。だからちゃんと管理しましょ!という話。これはある程度納得できます。生豆状態ならあまり味は変わらないよ!という話も一部ありますけれども、「あまり」変わらないかもしれないけれども、多分変わるから、いい状態で運ぼうよ!いい状態を保とうよ!ということなのかな?もともとこだわりのある部分をいかにプレミアムボスというサントリーのコーヒーに最適化するかがポイントでしょう。

 

 

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最後に、「微粉砕コーヒー豆使用」。

 

アイスコーヒーを抽出するならこの部分は必須といえば必須。濃いめに出るよ。コクもでるよ!という淹れ方で淹れるのがベターですよね。豆の量を増やさずに濃いめに淹れるコツは細かく挽く。量産品なので当たり前といえば当たり前ですかね。香りも出やすいし。

 

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コーヒーハンター川島氏

 

最高級のGrand Cru Caféから、入門編や変わり種まで、様々な産地・豆種を飲み比べる(どころか産地そのものまで立て直したりしているわけで・・・)の人がブランディングしたコーヒー。JALのファーストクラスのGrand Cru Café提供の話などを読んでも、「納得がいく状態で提供するための淹れ方」にはこだわりがある人だし、豆の提供だけしてはいおわり ではないんでしょうね。

 

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最後の最後、グラスに残っていた「ほとんど氷が解けた水」を飲んでみたんです。

そしたら、美味しいコーヒーの味と香りがほんのりするんですよね。

 

ペットボトルのコーヒーとして考えると、確かに「高い」と思う人も多いかな?と感じるものの・・・とにかく、安くて美味しいコーヒーをいただきました。

 

氷たっぷり入れて、溶かしながら飲んでいくのが飲み方としては最高かな?

 

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プレミアムボス過去記事

 

coffeebu.hatenablog.com

 

coffeebu.hatenablog.com

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コーヒーハンター川島氏 関連書評 過去記事

coffeebu.hatenablog.com

 

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