【産地と豆種】8.パプア・ニューギニア:広報イチオシ
こんにちは。
アヴァント コーヒー部、【広報】です。
今回は、以前ほんとに”ちょっとだけ”触れた「バード・オブ・パラダイス」の産地、パプア・ニューギニアです。
===================
【広報イチオシ】パプア・ニューギニア
パプア・ニューギニア産のコーヒーは結構なコーヒー通の方じゃないと「聞いたことないな」というイメージだと思います。私もパプア・ニューギニア産のコーヒーというのは全然印象がなかったんですけれども・・・
初めて買った焙煎店のシングル・オリジンが新中野駅・鍋屋横丁(会社の近く)の「珈琲や」さんで、「バード・オブ・パラダイス」名で販売していた(おそらく)フィニステラAA。こちらの豆を「飲んでみた」の記事は書く機会がなかったんですけれども、なんとも不思議にいい感じの「コク」と「香り」でして、本当に美味しいコーヒーでした。
バード・オブ・パラダイスはこんな鳥(他にもいろいろなタイプがいます)
他のお店ですがフィニステラAAのリンクです。
焙煎の度合いもよかったのか、安定してすぐ飲んだからなのか、挽きたてだからなのか、あまりそういう経験のないうちに美味しくいただいたからなのか、今となってはよくわかりませんけれども、【広報】の中での
「おいしいコーヒー」の基準はここにある!
というくらいインパクトのある味でした。今はいろいろ飲んでみる時期なのでリピートはまだしていませんが、涼しくなってホットコーヒーが飲みたくなったら、恐らくもう1回買ってしまうだろうなぁという味。
写真フォルダを探してみたら・・・
試飲した時の写真がたくさん!残ってました。3/4でした^^;;;
おそらくフィニステラのAAです。
かなりの粒ぞろいで、とてもいい艶が出てますね^^
焙煎してから3日目の超飲み頃豆です。
蒸らしフェーズ・・・うまそう・・・めちゃくちゃいい感じです。
焙煎してからの日数がちょうどいい感じのガスの出方ですね。
このあと・・・おいしくいただいたわけですが・・・
カップの写真とかはとってなかったという・・・。
購入したお店は、新中野の「珈琲や」さんです。
=========
もっとも新しいスペシャルティコーヒーの産地
パプア・ニューギニアの国土は赤道直下で、本来であればコーヒーにはちょっと「キツイ」エリアなのですが、その中でも山岳地域は高度・温度・ミネラル豊富な火山性土壌・適度な日照・熱帯雨林の豊富な雨など、コーヒーの生育の条件が整っているエリアです。特にこのフィニステラ高原は、「火の鳥」のモデルとなったバード・オブ・パラダイス(極楽鳥)が暮らす深い森が広がる、1500-2500mの高原です。
パプア・ニューギニアにコーヒーが入る経緯は、どうやらジャマイカ産のティピカ種が持ち込まれ、ブルーマウンテンと同じように生産されました。
また、パプア・ニューギニアはオーストラリアから1975年に独立したのですが、この時期からようやく本格的に輸出されていくことになります。コーヒー農園の世界的な大規模化などの波にのまれることなく、自動化・機械化などができない地域にて自然に近い形で育てられています。
そうしたパプア・ニューギニア産のコーヒーはほとんどがドイツに輸出されています。
ドイツは日本同様、品質へのこだわりのつよい国ですので、そこで多く消費されているという面を見ても、パプア・ニューギニアのコーヒー豆の品質の高さを表しているような気がします。
===========
もっとも有名なブランドは「シグリ」
パプア・ニューギニア産コーヒーでもっとも有名なものは「シグリ」農園のものとなります。シグリ農園も1950年頃からコーヒー栽培が始まったということもあり、ある意味もっとも後発組のコーヒー産地であることが、スペシャルティコーヒーを生むためのきっかけになっているのかもしれませんね。
Amazonの中から「シグリ」をいくつか。
自家焙煎珈琲やすらぎ 極上の珈琲豆 【受注後焙煎】 AA パプアニューギニア シグリ農園 200g コーヒー豆 (豆のまま)
- 出版社/メーカー: 自家焙煎珈琲やすらぎ
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
=============
パプア・ニューギニア産コーヒー豆に詳しいブログを見つけたのでURLを共有します。
パプアニューギニア産のコーヒー豆の歴史や焙煎豆の特徴について | Coffee Roaster Labo WATARU